関西援交事件簿
2005年初め、大事件に発展してしまったこの関西援交事件、その経緯や裏事情、実名や素性、新聞記事として題名を伏せて書いてある商品名等を説明いたします。

 

関西援交とは、その作品の出演者のほとんどが「小中高生」で、しかも最後は「中出し」という事が話題を呼び、裏ビデオとしては史上最大のヒット商品となり、更に中高生に異物挿入、アナル責め等、鬼畜なSM行為をするなど、マニアの間でも絶賛されたしリーズです。
関西援交シリーズと上玉援交シリーズは同じ製作者で、飛び切りいい女の子だから上玉というわけではありません、関西援交はVol.1〜101迄でそれ以降を上玉としてVol.1〜57(+α)まで出しています。現在出回っているのは全160本のうち102本です。

 

そしてこのシリーズ、嬉しい事に新聞記事にて正真正銘のお墨付きをいただきました。「テープに映っていた少女は計95人。小児科医の意見などから、79人が18歳未満と推測された」とかいてあり、ご丁寧にも関西援交が本物の未成年者ビデオであるという、確実な取材をして頂いたことは、年齢査証が酷いこの世界ではかなり大きな衝撃です。
実際に新聞記事に出ている少女の年齢と、商品の自己紹介で喋っている年齢がことごとく一致するところ、また、18歳や成人女性も数人いることからこのシリーズの年齢査証はないといっても過言ではありません。

 

事件の概要ですが、まず、主犯格のJR西日本契約社員、遊佐隆がビデオ製作、販売を思いつき、携帯電話の出会い系サイトで未成年モデルを募集したところから事件が始まりました。
誘い文句は「売るわけじゃない。モザイクを入れるから誰だか分からないよ」と少女達をだましていました。
「関西援交1〜14」迄は遊佐隆が1人で男優兼カメラマンをこなしていました、1人ですが、かなりうまく撮影できています、そして、ネット上で男優及びカメラマンを募集し、「関西援交15」からはチョーヤ梅酒の人事担当総務課長、豊島衛(通称:シミ爺)が加わり、複数での撮影になります、その後、ビル清掃会社社員、松本征二(通称:ロボ)、及び、運送業、楠本虎之介が加わりマニアックな撮影へと向かっていきます、全員ネット上で知り合った素人で裏で暴力団と繋がっている事はありませんでした。
遊佐隆は複製が出回るのを防ぐため、販売したビデオには製造番号を入れ、流出させた客には二度と売らないようにしました、商品の画像に番号が入っているのはそのせいです、また流出させた本人は特定されるのを防ぐため、製造番号自体にモザイクや棒線をいれて転売し、結局は出回ってしまいます。
警察の捜査から、顧客168名が判明し、固定客は、医師、国会議員の秘書、会社員、教師等もいて、教師だけで10人近くいました。

 

事件の発端は「おたくの生徒がビデオに出ている」と、2004年7月、奈良県内の高校のホームページへの書き込みが端緒となり、6府県警で合同に捜査を開始、関西援交の購入申込者へのメールの受発信元をたどると、横浜市の繁華街にあるインターネットカフェにたどり着き、ビデオが発送されている郵便局では、ゆうパックを頻繁に発送する男が浮かんだ。
それが横浜市内にある、インターネット関連会社「サイバーデータ」の社員で、サイバーデータは、2005年2月に摘発され、逮捕・書類送検された社員らは25人にのぼった。
サイバーデータのインターネット上のビデオ販売サイトは、遊佐隆から原版を買い取っていただけで、遊佐隆が運営するものではなかったが、わずかな証拠や、特定した少女からの事情聴取等を経て遊佐隆を突き止め、更に銀行のATMで少女に出演料を支払うために振り込む姿が防犯カメラに映っており、それが動かぬ証拠となり2005年3月に逮捕された。その後芋ずる式に「チョーヤ梅酒の人事担当総務課長、豊島衛(シミ爺)」、「ビル清掃会社社員、松本征二(ロボ)」と逮捕され、しばらくたった2005年7月に「運送業、楠本虎之介」が逮捕された。この男は無報酬で男優をやっていた、また楠本虎之介は逮捕から9ヶ月程前、新潟中越地震の際にボランティアとしてトラックで支援物資を運んだ等として共同通信の記事に載ったこともある。
かなり周りを固めてから逮捕したのは裏に暴力団等等、組織ぐるみの犯行とにらんだ為であったが、結局はサラリーマン4人で素人だけの犯行でした。

 

捜査本部は約10府県に住む28人を割り出したとあるが、その28人の少女達は警察のせいでお先真っ暗で可愛そうです、出回っていることを知らなければ普通に生きていけたのに。

 

下記の新聞記事内に書いてある少女がどの作品に出演しているか水色の文字(※当サイトでで赤色に変更)で補足してあります、是非ご覧ください。

製造グループの実名、犯罪名、判決

主犯(男優兼カメラマン) おっとりとした喋り方で棒読み風の男
大阪府四條畷市中野新町、JR西日本契約社員、遊佐隆(42)強姦罪
判決
奈良地裁は懲役8年、罰金600万円(求刑懲役8年、罰金1000万円)
奈良家裁は懲役7年
あわせて懲役15年
(児童福祉法違反は家裁の専属管轄のため別審理でそのまま地裁の刑に上乗せされる。)

 

共犯(男優兼カメラマン) 背中にかなりの染みがある男
大和高田市根成柿、チョーヤ梅酒の人事担当総務課長、豊島衛(53)(シミ爺)強姦罪
判決
奈良地裁は懲役3年
奈良家裁は懲役4年
あわせて懲役7年

 

共犯(男優)
愛知県三好町打越、ビル清掃会社社員、松本征二(31)(ロボ)強制わいせつ罪
判決
奈良地裁は懲役2年
奈良家裁は懲役4年
あわせて懲役6年

 

共犯(男優)
大阪市此花区、運送業、楠本虎之介(31)
判決
奈良地裁は懲役不明
奈良家裁は懲役不明
あわせて懲役不明(判明したらアップします。)

 

販売元=児童ポルノ法違反
ビデオ販売会社「サイバーデータ」の従業員、元プロ野球ヤクルトスワローズ投手、池末和隆(35)、サイバーデータ社長、法人としてのサイバーデータ
判決
池末和隆に懲役2年6月、執行猶予4年
サイバーデータ社長に懲役3年執行猶予5年
サイバーデータに罰金300万円
池末和隆は1988年にドラフト4位でヤクルトに入団し、93年まで在籍した。
以下、上記内容を裏付ける新聞記事です。

 

毎日新聞 1

児童ポルノとネット社会/上 作る側、すべて「素人」会社員

◇「幼いほど売れた」◇

ざらついた画像の中で、あどけない顔がゆがんでいく。その横で、うつろな目をした小学生が姉へのわいせつ行為を見させられている−−。 鬼畜行為がマニアの間で人気を呼び、インターネット上で「関西援交シリーズ」と名づけられた児童ポルノのシーンだ。(関西援交20りこ&まみ)
2日、奈良家裁で開かれた児童福祉法違反の法廷に、その「製作者」がいた。「出所したらおわびの手紙を書き、働いて被害を弁済したい」。遊佐隆被告(42)は血の気のない顔で繰り返し、涙をぬぐった。検察側は「児童性愛欲の矯正は容易でない」として懲役7年を求刑した。

 

「おたくの生徒がビデオに出ている」。昨年7月、奈良県内の高校のホームページへの書き込みが端緒となり、6府県警の合同捜査で「関西援交シリーズ」事件が摘発された。生徒に出演料が振り込まれた銀行の防犯カメラから浮かんだのが遊佐被告だった。

 

JR西日本の契約社員。毎朝、大阪の京橋駅でラッシュアワーのアナウンスを担当した。勤務は午前中だけで月給は約5万円。昼、同僚を誘って立ち食いそばを食べ、その後は一人でインターネットカフェへ。販売サイトに作品紹介を書き込み、注文を受けたビデオやDVDの発送を郵便局で済ませ、外車に妻と幼い息子を乗せてファミリーレストランで夕食をとる。そんな日常だった。

 

高校卒業後、コンビニ店員などを転々。子どものおむつも買えず、弁当屋でおかずだけを買って家族で分けた。わいせつビデオを見てストレスを解消していたが、「自分で売れば収入にもなる」と思い、6年前から携帯電話の出会い系サイトでモデルを募集した。「売るわけじゃない。モザイクを入れるから誰だか分からないよ」と少女たちをだまし、撮影に及んだ。

 

男優役は大手酒造会社課長(53)や車両輸送会社社員(31)。いずれも強姦(ごうかん)、強制わいせつなどで逮捕された。
シリーズは計157巻作られ、1本5000円で販売された。暴力団が関与する組織の犯行との見方もあったが、逮捕された男はみな、ネット上で知り合った「素人」だった。

 

「少女が幼ければ幼いほど売れた」と遊佐被告は供述した。客の一人は「女優の演技ではない、素人っぽさがいい」と言う。客の大半は20〜30代の会社員。大手コンピューター会社に勤めていた男性は仕事がきつくて長期欠勤した末に解雇され、部屋にこもってビデオを見ていた。

 

押収したテープに映っていた少女は計95人。小児科医の意見などから、79人が18歳未満と推測された。画像に映っていた計算ドリルや制服、被告のメモなどを元に、捜査本部は約10府県に住む28人を割り出す。小学生も2人いた。「うちの子を撮って」と娘を売った母親もいた(関西援交87 良子)が、大半は普通の家庭で暮らしていた。

 

撮影後、リストカットを繰り返すようになった子がいる。心療内科に通う子もいる。10代前半の少女は母親に問いただされ「もうどうでもいいと思った。前のお父さんにもされていたから……」と打ち明けた。(関西援交45 千春)

 

客が持っていたビデオは処分された。しかし、素顔の映像は今も匿名の大人たちの手でネット上に流されている。そのことを知らず、少女たちは今日も学校に通う。

 

(連載は磯崎由美、青木絵美、矢島弓枝が担当します)
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ご意見、情報をお寄せ下さい。〒100−8051(住所不要)毎日新聞社会部「魂の殺人」取材班へ。

 

毎日新聞 2005年11月3日 東京朝刊
毎日新聞 2

 

児童ポルノとネット社会/中 「仕事と趣味は別」

◇群がる教師、医師◇

どうして児童ポルノに大人たちは群がるのか。

奈良、神奈川など6府県警の合同捜査本部が摘発した「関西援交シリーズ」事件で、子供たちを買春し撮影した遊佐隆被告(42)は、複製が出回るのを防ぐため販売したビデオに製造番号を入れ、流出させた客には二度と売らないようにした。それでも番号は消され、複製は大量に出回った。

 

転売した客を探すため、捜査本部は判明した顧客168人を捜査した。医師、国会議員の秘書、会社員……。教師だけで10人近くいた。佐賀県のある中学教諭は100巻を超えるシリーズのほとんどを買いそろえ、自宅倉庫に並べていた。「教壇に立つ者がこんなものを見ていいのか」と言う捜査員に、教諭は「仕事と趣味は別」と話したという。

 

捜査の端緒となったインターネット上のビデオ販売サイトは、遊佐被告が運営するものではない。購入申込者へのメールの受発信元をたどると、横浜市の繁華街にあるインターネットカフェにたどり着く。ビデオが発送されている郵便局では、ゆうパックを頻繁に発送する男が浮かんだ。市内のインターネット関連会社の社員だった。(サイバーデータ)

 

この会社の社長(38)は経営に行き詰まり、3年前から児童ポルノを販売。週に1度、新宿・歌舞伎町の裏ビデオ店で原版のビデオやDVDを仕入れた。社長は「児童ポルノはもうかる。あるだけ買った」と供述。児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で懲役3年、執行猶予5年の刑が確定した。

 

ダビング工場は市内のマンションの一室だった。8畳1間に30台のビデオデッキを並べ、「現役時代の生活水準を下げたくなかった」という元プロ野球選手(元ヤクルトスワローズ投手、池末和隆)が複製作業を仕切った。人手が足りず、競輪場で職にあぶれた中高年に声をかけた。他のサイトに客を取られないよう、ネットカフェで同社サイトの評判を書き込む「さくら」のアルバイトもいた。逮捕・書類送検された社員らは25人にのぼる。1年2カ月で6000人以上に売り、2億円近くを荒稼ぎした。

 

歌舞伎町。「少し前まで『関西援交』だけで売り上げが月2000万円。11歳の子が出た1本(関西援交45千春)で『蔵が建つ』と喜ぶ店もあった」。アダルトビデオ業界関係者は打ち明ける。
警察や行政の浄化キャンペーンで、裏ビデオ店はほとんど姿を消した。横浜の会社が原版を仕入れていた店も、もう見当たらない。だが、この関係者は言う。「児童ポルノは一度見るとはまる人が多く、児童性愛者は確実に増えている。助長しているのがネット。店は減っても、画像はネット上でばらまかれている」
捜査本部の家宅捜索で、横浜の会社は会員制有料サイトによる動画の配信も行っていたことが分かる。開設者を分かりにくくするため海外のサーバーを利用していた。社長らの逮捕後も、何者かがサイトを譲り受け画像配信を続けていた。しかし、捜査本部は誰の手に渡ったのかを特定することまではできていない。
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ご意見、情報をお寄せ下さい。〒100−8051(住所不要)毎日新聞社会部「魂の殺人」取材班へ。

 

毎日新聞 2005年11月4日 東京朝刊

おまけ ↓児童ポルノとネット社会/下 容疑者特定、阻む壁

西日本新聞

 

児童買春・ポルノ禁止法では、取り締まりの対象は18歳未満の児童の裸や性行為が映っている写真・映像と定義。児童ポルノの製造、販売、頒布を禁止している。個人の趣味などの所有(単純所持)は罰せられない。このため、国会議員らの間では単純所持の禁止を目指す動きもある。米国やオランダ、ノルウェーなどでは児童ポルノの単純所持は法律で禁止されている。 (日本でも所持が違法となる前に(合法のうちに)購入しましょう。)

 

【ニュース・インサイド】児童ポルノ氾濫 複製DVDをネット販売 流通容易、値崩れも 個人所有の規制急務
2005.07.24
子どものわいせつな映像を写した児童ポルノのDVDがここ数年、インターネット上で大量に出回っている。その陰で少女たちが深刻な傷を負っている。児童ポルノを個人的に所有する限りは罰せられないという法律上の課題も浮かぶ。 (社会部・東伸一郎、塩入雄一郎)
「DVDショップ本館」。福岡南署の捜査員がネット上の違法行為を調べる「サイバーパトロール」でポルノ画像をうたった三重県の工員(35)のホームページを発見。客を装い購入すると、少女のわいせつな画像が映っていた。
小児科医に依頼し、体形などで年齢を推測する「ターナーの法則」で解析すると、十八歳未満の少女が撮影されている疑いが強いと判明。六月十日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑でこの工員を逮捕した。
工員は風俗雑誌の広告で児童ポルノのDVDを見つけ、数十枚を購入。自分のパソコンを使って大量の複写品を製造していた。
捜査当局は、児童ポルノ事件の摘発に本腰を入れており、その結果、製作現場の悲惨な現状が少しずつ明らかになっている。

 

関西で摘発された業者が製造していた『関西援交シリーズ』では親の借金のかたに身売りされた十一歳の少女が保護された。(関西援交87良子)売春行為の延長で軽い気持ちで出演し、全国に顔が広がったため自殺した少女もいた。(関西援交28 麻美)福岡県警幹部は怒りを隠さない。「製作者には元プロ野球選手や酒造メーカーの課長、大手鉄道会社の契約社員など、表の顔は普通の大人が安易に手を出し、裏で暴力団が手引きしている」

 

警察庁によると、昨年一年間に児童買春・児童ポルノ事件の被害に遭った十八歳未満の児童は約千七百人で、前年比5・1%増。統計を取り始めた二〇〇〇年以降で最多を記録した。被害者の約80%は中高生が占めたが、小学生や未就学児童(園児)も計十七人いた。
一九九〇年代後半、日本発の児童ポルノ商品は世界の23%を占め、「児童ポルノ天国」の批判を浴びた。同禁止法の施行後、九九年には2%にまで減少。「取り締まりの効果」(警察庁)もみられたが、今度はネット上の取引が横行するようになった。
現行法では、児童ポルノを個人的に所有しても罰せられない。児童買春問題に取り組む民間非営利団体(NPO)カスパルの近藤美津枝代表は「ニーズがあるから製造・販売する人がいる。児童ポルノを持つことは『趣味』としても許されるべきではない」と話し、所有を禁じる新たな立法の必要性を訴えている。

中3女子が裏ビデオ出演あっせん
(関西援交31,32、33,35奈々PART.1〜4)

神奈川、奈良県警などの合同捜査本部は15日、職業安定法と児童福祉法違反の疑いで、大阪府内の高専1年の女子生徒(15)を逮捕した。
当時中学3年生だった女子生徒は児童ポルノビデオのモデルとして、同級生や後輩を「撮影者兼男優」にあっせん、紹介料を受け取っていたという。 (男子高生が男優として出演しているのは「関西援交32奈々PART.2」)

 

調べでは、女子生徒は昨年9月ごろ、大阪府四条畷市のJR西日本アルバイト駅員、遊佐隆被告(41)=児童福祉法違反などの罪で公判中=らが撮影する児童ポルノビデオのモデルとして、同級生や後輩の少女=いずれも当時(14)=を同被告に紹介した疑い。
わいせつ行為を伴うビデオ撮影と知りながら2人に話を持ちかけ、紹介料として1人につき3万円を遊佐被告から受領。
出演した少女も1回3万円を受け取っていたという。 遊佐被告らはこれまでの調べで、ビデオのモデルについてはインターネットで募集し、報酬は1回につき5万―10万円と供述していた。この額に比べ、女子生徒の紹介料は割安。
合同捜査本部は女子生徒に余罪があるとみて調べている。

 

ビデオは「関西援交シリーズ」と題して、主にインターネットで流通。モザイクを入れない「裏もの」でマニアの間では現在も人気が高い。
約100タイトルが出回っており、「―中1関西」「―高3奈良」などネーミングも生々しい。実際に摘発は、奈良県警が登場していた少女の制服から実在のモデルを割り出したことがきっかけだった。
このビデオをめぐっては2月に販売、ダビングなどを担当していたヤクルトの元投手(35)ら9人を合同捜査本部が逮捕。3月には「撮影者兼男優」だった遊佐被告ら3人を逮捕。
この中には大手企業の総務課長も含まれ、衝撃が広がっていた。
関西援交関連新聞記事

大阪府四條畷市中野新町、JR西日本契約社員、遊佐(ゆさ)隆(41)愛知県三好町打越三本松、会社員、松本征二(31)奈良県大和高田市 根成柿、会社員、豊島衛(53)の3容疑者を児童福祉法違反(児童に淫行 をさせる行為)容疑で逮捕した。
調べでは、3人は01年3月〜昨年6月ごろまでの間、大阪、名古屋両市内のホテルで当時15、16歳の少女3人にわいせつな行為をさせ、ビデオで撮影したり、自ら出演。販売目的でビデオやDVDを製造した疑い。
奈良県警が昨年9月、同県内の高校の制服を着た女子生徒が映ったビデオを 見つけ、学校を割り出して発覚。
3人はインターネットでモデルを募集し、1回につき5〜10万円の報酬で女子中・高校生を集めていた。
05年2月には関西シリーズ販売網の摘発があり元ヤクルト選手の池末和隆が逮捕、同 3月“男優”兼撮影者としてJR西日本アルバイト駅員の遊佐隆、チョーヤ梅酒の人事担当 豊島衞、ビル清掃会社社員 松本征二を書類送検。
7月に もうひとりの“男優”楠本虎之介が逮捕されて事件は収束に向かうが、楠本などはノーギャラで、まさにヴォランティア精神の体現者だった。
児童ポルノ製造で懲役15年

 

女児らに乱暴するなどし児童ポルノを大量に製造・販売したとして、強姦(ごうかん)や児童福祉法違反罪などに問われた大阪府四条畷市の無職遊佐隆被告(42)の判決公判で13日、
奈良地裁は懲役8年、罰金600万円(求刑懲役8年、罰金1000万円)を、
奈良家裁は求刑通り懲役7年を言い渡した。
児童福祉法違反は家裁の専属管轄のため、別々に審理していた。確定すれば懲役15年となる。
地裁の判決理由で奥田哲也裁判長は「児童の健全な育成を妨げる卑劣な犯行。児童ポルノを全国に広く流通させ社会に深刻な影響も与えた」と述べた。
判決によると、遊佐被告は01年から05年にかけ、共犯の男らとともに、大阪市や名古屋市のホテルで10歳から16歳の女児計15人に対し、強姦やわいせつ行為をして撮影。DVDにしてインターネットで販売するなどした。

[2006/1/13/19:26]

児童ポルノ:製造の被告に実刑判決−−家裁・地裁 /奈良

18歳未満の児童が出演するポルノDVDの製造・販売事件で、児童福祉法違反(児童にいん行させる行為)と強制わいせつの罪に問われた愛知県三好町打越、松本征二被告(31)に対し、奈良家裁(奥田哲也裁判官)と同地裁(同)は8日、それぞれ求刑通り、懲役4年と同2年の実刑判決を言い渡した。
奥田裁判官は 「自らの性的欲求を満たそうと犯行に加わり、被害児童の健全な育成を阻害した」などと述べた。
刑が確定すれば、合わせて懲役6年となる。
判決によると、松本被告は大阪府四條畷市中野新町、無職、遊佐隆被告(42)=児童福祉法違反罪などで公判中=らと共謀。03年9月から05年1月まで、大阪市内のホテルなどで、当時14、15歳の少女8人にわいせつな行為をさせるなどした。

[2006/12/9/19:26]
関西援交事件判決:豊島衛被告に求刑通り、懲役4年

「関西援交シリーズ」と呼ばれる児童ポルノの製造・販売事件で、児童福祉法違反(児童にいん行させる行為)の罪に問われた大和高田市根成柿、無職、豊島衛被告(53)に対し、奈良家裁(奥田哲也裁判官)は15日、求刑通り懲役4年の実刑判決を言い渡した。
奥田裁判官は「自らの性的欲求や金もうけのために行った卑劣な犯行で、被害児童の心身に与えた悪影響は大きい」などと述べた。
豊島被告は今月12日、同様の児童ポルノ事件で、奈良地裁から婦女暴行の罪で懲役3年の実刑判決を受けており、いずれも刑が確定すれば合わせて懲役7年となる。
判決などによると、豊島被告は共謀し、04年1月から今年3月まで、大阪市内のホテルなどで、当時13〜16歳の少女8人にわいせつな行為をさせるなどした。
【矢島弓枝】
毎日新聞 2005年12月16日 15時34分

元ヤクルト投手池末和隆に有罪判決

 

児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われたビデオ販売会社「サイバーデータ」従業員で元プロ野球ヤクルトスワローズ投手池末和隆(35)ら4被告と法人としての同社の判決公判が15日、横浜地裁であり、小倉正三裁判官は池末被告に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
小倉裁判官は「犯行は組織的かつ継続的で巧妙。不法収益も多額」と指摘し、ほかの3被告に執行猶予付きの有罪判決、同社に求刑通り罰金300万円をそれぞれ言い渡した。
判決によると、池末被告らは昨年7月から今年2月にかけ、奈良県の男性ら8人に児童ポルノのビデオを販売するなどした。
池末被告は1988年にドラフト4位でヤクルトに入団し、93年まで在籍した。

 

[ 2005年06月15日 16:19 速報記事 ]

奈良、神奈川など6府県警の合同捜査本部は25日、児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)の疑いで大阪市の自営業楠本虎之介容疑者(31)を逮捕した。
楠本容疑者は3月7日夕、大阪市のホテルで石川県の中学1年の女子生徒=当時(13)=にわいせつな行為をさせるなどした疑い。 同罪などで逮捕、起訴され公判中の無職遊佐隆被告(41)=大阪府四条畷市=が、販売用の児童ポルノを作るため、ビデオで撮影していた。
同被告はインターネットのサイトで出演者を募集、楠本容疑者はほぼ無報酬で応じていた。捜査本部は男優として約10本のビデオに出演していたとみて、追及している。
(スポニチ)
共同通信社 「楠本虎之介」関連記事

ボランティア活動本格化 全国から2500人

阪神大震災経験者も

阪神大震災の経験者や、外国人の姿も―。新潟県中越地震の被災地では三十一日、日曜日を利用して各地から集まったボランティア二千五百人以上が、物資の運搬や炊き出しなどに活躍した。阪神大震災で活躍した「神戸元気村」の元副代表草島進一(くさじま・しんいち)さん(39)=山形県鶴岡市=は「車中避難の人に足を伸ばしてくつろいでほしい」と、全国から集まったテントを、小千谷高校のグラウンドに設置した。

大阪市の運送業楠本虎之介(くすもと・とらのすけ)さん(30)はトラックで十時間かけて新潟入り。「新潟は仕事でよく通るが、人の温かみを感じることが多い。恩返しのつもり」と長岡市内で支援物資を運びながら額の汗をぬぐった。

 

長野県諏訪市職員の大館道彦(おおだて・みちひこ)さん(45)は同僚とボランティア休暇をとって長岡市入り。家を片付けてもらった井上早苗(いのうえ・さなえ)さん(58)は「高齢の母親と二人で倒れたたんすを起こせずに困っていた。本当に助かる」。名古屋市のパキスタン人ムハンマド・バットさん(35)は、小千谷市の避難所で南アジアの伝統的な豆スープを配った。十日町市では、避難勧告解除を受けて住民の帰宅が本格化。千葉県から来た会社員女性(32)は「昨日は交通整理。今日は仕事がなく被災者の話し相手をしていたが、これから片付けを手伝える」とうれしそう。一方「ボランティア本部からの指示が遅く、地元の地理に詳しい人が少なく効率的に動けていない」と指摘するのは、神奈川県の「あやせ災害ボランティアネットワーク」笠間健一(かさま・けんいち)さん(33)。青森県社会福祉協議会から長岡市ボランティアセンターに派遣された内海和男(うつみ・かずお)さん(52)は「みんな一生懸命働いてくれている。センターとしても、効率的に人員配置する方法をもっと考えたい」と話している。

(了) 

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